炭酸水素カリウムとは?特徴や用途、購入方法を解説

炭酸水素カリウムとは、ベーキングパウダーやpH調整剤、ワインの除酸剤などの食品のほか、粉末消火器、医薬品、試薬などにも使われる化学物質です。この記事では、特徴や用途、購入方法などをわかりやすく解説します。
炭酸水素カリウムとは?

炭酸水素カリウムとは、カリウムの炭酸塩の一つです。重炭酸カリウムや酸性炭酸カリウムとも呼びます。化学式はKHCO3で、CAS番号は298-14-6です。無色や白色の結晶または結晶性粉末です。水には溶けやすいですが、エタノールにはほとんど溶けません。臭いはほとんどなく、水溶液は弱いアルカリ性を示します。
項目 | 概要 |
化学名 | 炭酸水素カリウム |
別名 | 重炭酸カリウム 酸性炭酸カリウム |
英語名 | Potassium hydrogen carbonate Potassium bicarbonate |
化学式 | KHCO3 |
CAS番号 | 298-14-6 |
形状 | 無色や白色の結晶、粉末、顆粒 |
水溶性 | 溶けやすい |
炭酸水素カリウムの特徴

炭酸水素カリウムは、水に溶けるとカリウムイオンと炭酸水素イオンに分かれ、弱アルカリ性を示します。酸と反応すると二酸化炭素を生み、酸を中和することができます。また、加熱すると炭酸カリウム、二酸化炭素、水に分かれます。
重曹(炭酸水素ナトリウム)との違い
上記のような炭酸水素カリウムの性質は、重曹(炭酸水素ナトリウム)と似ていますが、重曹はアルカリ性がより穏やかです。
炭酸水素カリウムの用途

炭酸水素カリウムは、金属表面処理や難燃処理剤、粉末消火剤から肥料・土壌硬化剤の原料まで、幅広い分野で活用されています。
酸と反応すると二酸化炭素が発生する性質やカリウムを含むことなどから利用されています。
食品分野では、日本では食品添加物として、ぶどう果汁やぶどう酒の除酸にも使われています。
炭酸水素カリウムの安全性と取扱上の注意点

炭酸水素カリウムは、比較的安全性が高く、国内メーカーのSDSではGHS分類に非該当のものもあります。
化学物質であることは変わりがないため、粉末を吸い込んだり、目や皮膚に付着したりしないよう注意が必要です。
取り扱いには、粉じんの発生を抑え、適宜、保護メガネや保護手袋などを着用しましょう。
目に入った場合は流水で十分洗い、医療機関を受診してください。
その他、取り扱いや保管に関しては、製品のSDSに従ってください。
炭酸水素カリウムの購入方法
弊社、富士産業では炭酸水素カリウムを販売しております。荷姿は25kg(PP袋)です。単価や価格、お見積り、ご購入については、お問い合わせフォームよりご相談ください。正式なSDSをご希望の場合もお問い合わせください。
お見積りをご希望の際は、エンドユーザー名と納品先住所、用途、数量などをご記入いただけますと幸いです。
まとめ
炭酸水素カリウムは、重炭酸カリウムや酸性炭酸カリウムとも呼ぶ、水に溶けやすい弱アルカリ性の無機化合物です。酸と反応して二酸化炭素を発生する性質や、カリウムを含むことなどを生かし、肥料や金属表面処理、粉末消火剤、難燃処理剤、試薬など幅広い分野で使われています。
食品添加物としては、国内ではぶどう果汁やぶどう酒の除酸を目的として使用されています。用途に応じた規格の製品を選び、実際に取り扱う際はSDSを確認して適切に使用することが大切です。




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