12-ヒドロキシステアリン酸とは?特徴や用途、購入方法などをわかりやすく解説
- 8月17日
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12-ヒドロキシステアリン酸は、ステアリン酸の分子内にヒドロキシ基を持つ脂肪酸の一種です。
油を固めたり粘度を高めたりする性質があり、油凝固剤の原料をはじめ、グリース、ゴム、塗料、接着剤、化粧品など、さまざまな用途に使用されています。
この記事では、12-ヒドロキシステアリン酸の特徴や用途、安全性、購入方法についてわかりやすく解説します。
12-ヒドロキシステアリン酸とは?
12-ヒドロキシステアリン酸は、炭素数18の飽和脂肪酸であるステアリン酸の12位に、ヒドロキシ基(-OH)がついたヒドロキシ脂肪酸です。12-ヒドロキシオクタデカン酸やオクタデカン酸-12-ヒドロキシとも呼びます。
化学式はC18H36O3で、CAS番号は106-14-9です。一般に白色から淡黄色の粉末や塊状の固体として流通しています。水には溶けませんが、有機溶剤や油類とは、よく混ざります。
基本的な情報は以下の通りです。
項目 | 概要 |
名称 | 12-ヒドロキシステアリン酸 |
別名 | 12-ヒドロキシオクタデカン酸 オクタデカン酸-12-ヒドロキシ |
英語名 | 12-Hydroxystearic Acid |
化学式 | C18H36O3 |
CAS番号 | 106-14-9 |
外観 | 白色または淡黄色の粉末や塊状の固体 |
水への溶解性 | 溶けない |
12-ヒドロキシステアリン酸の特徴

12-ヒドロキシステアリン酸は、一般的な脂肪酸が持つカルボキシ基に加えて、分子内にヒドロキシ基を持っていることが大きな特徴の一つです。
この構造によって油の中で繊維状のネットワークを形成し、油を内部に保持してゲル状にします。これを利用し、油に粘度を付けたり、固まりやすくしたりすることができます。
そのため、油凝固剤やグリースなど、油の流動性を調整する用途で利用されています。
また、植物由来のひまし油から製造できる脂肪酸誘導体であり、潤滑剤やゴム、塗料、接着剤、化粧品など幅広い分野で利用されています。
12-ヒドロキシステアリン酸の用途

12-ヒドロキシステアリン酸は、油をゲル化する性質があるため、さまざまな製品の原料に使われています。
代表的ものが油凝固剤の原料です。油の中にネットワーク構造を形成して油を保持する性質を利用し、液体の油を固めたり、流動しにくくしたりします。
また、12-ヒドロキシステアリン酸から作られる金属塩は、潤滑用グリースの増ちょう剤として利用されています。特にリチウム系グリースやリチウムコンプレックスグリースなどに関連する原料になります。
さらに、ゴム分野ではアクチベーターなどとして、塗料や接着剤では原料や中間体として利用されるほか、化粧品やパーソナルケア製品では、エモリエント剤や製品の粘度・形状を調整するための原料として使用されることがあります。
このように12-ヒドロキシステアリン酸は、単独で使用されるだけでなく、さまざまな化学品を製造するための原料としても利用されています。
12-ヒドロキシステアリン酸の安全性と注意点

12-ヒドロキシステアリン酸には、特に注意が必要な有害性はないとされています。
しかし、粉末や細かな固体を取り扱う場合は、粉じんを吸い込んだり、目に入ったりしないように注意しましょう。必要に応じて換気し、保護メガネや保護手袋などの保護具を使いましょう。
また、保管する場合は直射日光や高温多湿を避け、容器や包装を適切に密閉するようにしましょう。
12-ヒドロキシステアリン酸の購入方法
弊社では、12-ヒドロキシステアリン酸を25kg(1袋あたり)単位で販売しています。購入を希望される方は、お問い合わせフォームより、見積もりをご依頼ください。
その際は、エンドユーザーのお名前、納品先住所、用途、数量を記載してください。お支払いは原則、締め日後の翌月現金払いとなります。個人事業主の方はご相談ください。なお、事業所名がない個人の方への販売は承っておりません。あらかじめご了承ください。
まとめ
12-ヒドロキシステアリン酸は、分子内にヒドロキシ基を持つ脂肪酸の一種です。油をゲル化したり粘度を高めたりする性質があり、油凝固剤の原料をはじめ、グリース、ゴム、塗料、接着剤、化粧品など幅広い分野で利用されています。取り扱う際は、粉じんの吸入や目への付着を避け、必要に応じて適切な保護具を使用することが大切です。




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